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2001年3月 ![]()
6月ころ赤い花をつける。
Itさん二人に採っていただいた。
![]() 乾燥させるのが大変だった。石のように見える皮がかなり水分を含んでいたため、時間がかなりかかった。 ![]() 煮出して染液 を取る。 かなり赤みが強い。まさに“ザクロジュース”の色。
![]() 黄色が輝いて見える。 染め物をしていて1番楽しい時。煮出した液に生成りの白い糸を浸す時。 糸も液も1番輝いている。
![]() 中干し。たまご色。 糸の間を風と陽が通りぬけて行く。
![]() 少量の銅媒染。緑みの黄色。 無媒染は赤みのたまご色というか赤みのベージュ色。
中近東を原産とする果樹で、世界各地で古くから栽培されている。種子の外皮は多汁質で甘酸っぱく、ビタミンCやクエン酸を多く含み、疲れを取るのに効果があるので、砂漠を旅する人々には格好ので携帯飲料となったそうである。(中近東では、裂けない実を両手で揉んでジュースにし、皮に穴を開けて飲む) また、樹皮や根にはアルカロイドを含んでいるので、煎じて駆虫剤として使用。果実の皮は乾燥させて下痢止めに。
ザクロの果皮にザクロタンニンという成分が含まれているため、皮を乾燥させて色素を抽出する。 ペルシャ地方では、有史以前から栽培され、すでに紀元前11世紀頃には染色に用いたという記録がある。中国へは紀元前2世紀ころ、西域との交流を開いた張騫(ちょうけん)が安石国(ペルシャ付近の国)から持ち帰ったために安石榴(あんせきりゅう)と呼ばれるようになった。 種子が多いため子孫繁栄の象徴とされた。『斉民要術(せいみんようじゅつ)』には、この果汁を紅染めの発色剤として使用することが書かれている。 日本には、平安以前に渡来。菓子、薬用のほか、鏡磨に果汁を使用した。<吉岡幸雄著・自然を染める・参考>
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