.徒然2011年10月記



10月 28日


いつも草木染めの静かな糸を見ていると、こんな明るい糸に戸惑う。が、楽しい。3種混合で糸を作ってみる。 糊づけをしたら縦糸に使えるかと。

今我が家は実に明るい。お隣の家と庭が無くなり、陽がサンサンと当たっている。虫干しのようだ。これも一時のこと。すぐに新しい家が建つ。また、景色が変わる。暫しの静寂と明るさ、鳥の声と飛影が良くわかる。

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10月 27日

今年もこがらしの季節。着尺の縦糸の計算の途中でマフラーに、やっぱり織ることが好きだと気が付いた。そこで次は、テーブルマットを織りたくなった。着尺はその次に。「その次に」がたくさんあるが、忘れているものもある。好きなことが先になり、大事なものは「その次に」か?好きなことが大事なものである、こともある。好きなことをすることが大事なもの、なのだ、か?みな、大事なもの。

久しく顔を見ない友人が居る。さだまさしの歌が聞こえてくる。元気でいるか〜ご飯は食べたか〜寒くはないか〜旅に出たのか〜仕事はしてるか〜絵を描いてるか〜歌っているか〜

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10月 22日


ひょっとしたらお蔵入りになるあかね色。今日も染めている。
茜色 ってこんなに濃い色だったのかとコチニールを染め重ねてみる。

おとなりの「日本の庭」は無くなった。庭って不思議な空間。庭って何なんだろう。塀もそう。境界も。
うちの庭は、十両、百両の実は赤く色付いてきている。千両は鳥がすべて食べ尽くし、万両はまだ青いまま。日本水仙の芽は10センチくらいに。ツマグロヒョウモンの幼虫は、このまま越冬するはず。草取りはほどほどにして、落ち葉もそのままに。うちの庭は「藪の中」

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10月 15日

マフラーの長さに切った紐をまち針で留めながら織ってゆく。綜絖4枚、踏み木4本、緯糸2種。4本の踏み木を順番に踏み変えながら、緯糸2種を順番に流してゆく。だんだん順番に慣れてくる。そして無心に。
このしるしとして止めている紐、これが、半分ほど織り進んでから速さが増すような気がした。 ひょっとしてこの紐は・・・100歳まで生きるとして1メートルと考えてみた。計算しやすいように。 60%ほど織って紐の折り返しを止める。残っている紐の長さは40センチ。計算はそのままか。しかし織りながら紐を止め直してゆくと何だか早いのだ。何故か。そんなことを考えていると足も手も戸惑う。ここはしばらく無心に。つぎはあかね色

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10月 13日

着尺のまえにマフラーを織り始めたが、なかなか進まない。巾は30センチにも満たない。長さも2メートルにとどかない、小さな布。簡単に織れると思っていた。昔むかしに織っていた時は大変ではなかった。
ああ、それなのに。体力が落ちたのか、気力は有る。あかね色のマフラーまで もうひと気。

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