.徒然2009年7月記



7月30日

今年のツマグロヒョウモン観察はすごい。幼虫から蛹になる瞬間を目撃した。見てはいけないような失礼なような、そんな思いがした。ここ数日で蛹になったものが多かった。見えるところで7個くらい。見えないところがその倍くらいはあると思う。何とか無事に飛び立っていってほしい。今日孵化したと思われる雄の蝶が自分の体を確かめるように羽を開いたり閉じたり、しばらくドウダンツツジの上に居た。昨日は雌がかなり長い時間飛び回り、産卵していった。スミレの葉が少なくなっているのが心配だが。やりたいこと、しなくてはならないこと、用事はたくさんあるのに、ついつい庭に目が行ってしまう。今年の夏はそんな夏。

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7月22日

書き留めておきたいこと2件有り。

今朝のNHKテレビ。
伴侶をなくしたあとの悲しみの深いことを経験したペギー葉山さんの言葉。 番組終了間際のまとめの言葉。「思い出を大事に大事に慈しんで過ごしていけばよい。そうしたらいつか必ず悲しみがはがれて(離れて)ゆく時がくる」と。確かこのような表現だったと思うのだが。

今週の朝日歌壇の選者の評
西木さん、状況は明らか。娘を認識できなくなった母。しかし他人の親切に感謝する母がそこに居る。「むかしのまんまの」が切なく悲しいが、同じ悲しみを共有する読者は多いはず。永田和宏・評

「しんせつなかたですね」 っていわれたよ むかしのまんまの母さんの声で ・・西木典子さん作

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7月12日


秋海棠につぼみが出た。もっと秋の花だったような気がするが。
そのうしろは葉蘭の茂み。
梨木ワールドに続く庭、その向うは巣穴がみえる、ような気がする。
ツマグロヒョウモンの蛹を観察中、いろんな生き物が生息していることに驚く。もちろん小さなものでありとか蜂、毛虫の類だが。みんな生きているんだ。友達なんだ!と言いたいが無理がある。今は蚊がいるので外には出ない。ガラス越しに見ているだけだが、いろいろな蝶々が飛んできている。
ツマグロヒョウモンもすみれの茂みの中で産卵して行った。あと数日できっと幼虫になれるだろう。

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7月10日


1Q84 BOOK 1
今回の村上春樹氏の小説の主題のような「空気さなぎ」・・・
何故か “さなぎ” づいている。「ほうほう」と声が聞えてきそうだ。

梨木香歩さんの「f植物園の巣穴」にも“さなぎ”が重要な役割で登場。
観察し続けたツマグロヒョウモンの“さなぎ”は羽化は見られなかったが、飛んでいたのがたぶん・・・と思う。今日も庭を飛び回っていたので産卵もしていると期待する。

物語はまだ良く飲み込めない所もあるが、その分が読後の楽しみとなる。とにかく同じ年代ということで時代背景もよくわかったが、今の若い人たちはどのように読むのだろうか。この年で良かった。

空気さなぎは空気中の糸を取り出して作ったすみか。雰囲気は繭に似ている。

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