.徒然2007年11月記



11月27日

「スピリッツ・オブ・ジャンク・スタイル」大平一枝著
こうゆうスタイルの生活の中で着られる着物もいい。
今日は寒い。風はないがどんよりとして暗い寒い。目がしょぼしょぼする。 この季節の夕刻の外の空気、まきばの匂いのような留まっている空気、好きではない。何故か悲しくなる。
今年もあと1月になった。年の初めに思ったことの10分の1も出来なかったような・・やらなかった様な・・忘れていたような。今年最後になる着物に掛かる。糸の並び順を検討中。頭の中が色糸だらけになる。自分の中に水を湛えて眺めてみる。織り上がるのは来年。年越しのきもの。

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11月25日

“湯のし”から返って来た着尺。500gの仕上がり。
今日1日、素晴らしい文章で助かった。感謝の気持ちで記す。

茂木健一郎氏のブログより

誰の中にも、朝の湖のような 静かな部分がある。
パーティーの会場で、さまざまな 人たちと話しながら、
 それらの湖水に一生懸命耳を傾けていた。

(途中略)

パーティーで、たくさんの人たちと 話し、湖水に光がきらめいた。
誰の中にもある、静かに、植物的に、 ゆっくりと育っていく部分。
 長い時間をかけて変わっていく そのかたちの中に、  パッションも、夢も、希望も潜む。
 ドッグ・イヤーなどと言われるが、 分秒を争う世界ではなく、
 ゆるやかな曲線の中にこそ本質があると、 もう少しで築城400年を迎える
 姫路城のライトアップされた姿を 見て思う。

 自分の中に静かな水をたたえていれば、 どこに行っても、何に巻き込まれても 大丈夫。


この最後の1文に背中を押してもらって出掛け、今日の仕事を無事に終えた。
いつもは一人の仕事で大勢の人と会することは滅多に無い。仕事(会計)の段取り、来賓の方への対応、先輩方に失礼の無いように、と。若干であるが若い方の自分が考えられる最善を尽さなければ・・と、それこそ胸の内はざわざわと落ち着かない数日を過ごしていた。そして今日、この文章に深呼吸するような気持ちで落ち着きを取り戻したのだった。

粛々と式典は進み無事に過ごした。そして、祝いの太鼓 “見沼太鼓” には、自分の中の静かに保っていた水は波立った。しかし、これは心地よいもので、水のそこから沸き立つような振動だった。太鼓はいい。

今日は 着物、帯、帯締め、を自作物で支度をした。そして、褒めていただいたのである。10年分くらい褒めてもらった。初めはこれから先10年分・・・という感じで、有難うございます・・と受けていたが、次第に気持ちが変わってきた。今現在から10年程さかのぼって10年分の自分を見てもらっているのではないかと。それは機織りを続けていたということ。確かに着たきものは10数年前に織ったものである。“いい色ですね”と言って頂き嬉しかった。これも “きものの力” をかりてのこと。

前世は魚だったと思っている自分にとって、水の力は大切なものなのである。色んなことがあり、呼吸(感情)が乱れる時、プールに行って水に入る。そして泳ぎだしてしばらくすると、呼吸が整ってくるのである。
体調が悪くても海に行き、風にあたり、海を見ているだけでも調子が戻るような気がする。気だけでなく確かに呼吸が楽になってくる。そんな風に水は自分の外にみて、大事なものであった。今、自分の中に水を湛える・・・こんなイメージを持つことを知り、嬉しい。精神の均衡を保てるのでは・・・しばらくは考えてみたい。

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11月17日

高校の同級生たちと逢う。亡くなった友人をそれぞれが偲ぶ会であったが、皆優しく、懐かしく、いい時間を過ごした。しかし、みんな年をとった、というのが実感としてある。昔と変わらない一面を見つけたときが面白い。飲んだ!食べた!話した!また逢いたい!もっと話したい!こんどはボアで。
着物は無事に織り終わり、 “も” というよりもカジュアルな反物だった。湯のしから戻ってくるのが、これが楽しみにである。手持ちの帯はどれでも合いそうな気がする。

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11月15日

やっと桜の葉もレッズ色になった。浦島草の実もレッズ色。昨夜の浦和はすごかった。 嬉しかった。オジェック監督も喜んでいた。選手も皆良い顔をしていた。良かった良かった!実に良かった!

“も” の色の着物は そろそろ あと1、2日で織りあがる。頑張ったが、予定よりすこしオーバー。
次はレッズ色の着物でも・・帯はドイツの国旗、帯留めはボール、良いかも知れない!

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