.徒然2007年7月記



7月28日

バジルの葉に虫食いの穴が開きだした。犯人を2匹見つける。が、捕まえることは出来ず、見逃してやった。明日こそ退治しなければ!と強く思うのだが。
蝉がいよいよ鳴き始めた。7年寝ていた蝉。7年前私は何をしていたか・・思い出せない。思い出す頃にはこの蝉たちは土に帰ってしまうのである。この世の生は幻か・・
ところでしゃくとりむしは大きくなったら何になるのだろうか?

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7月22日

................羽生で初蝉の鳴き声を聞く・・夏到来.........すでに夏ばてか?

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7月19日

午後3時ころ、いつもの所にツマグロヒョウモン現る。接写は出来なかったが、目の前を3往復くらい飛んでくれた。先日現れたツマグロヒョウモンとは個体が違っているように思う。きっとこれから頻繁に見られるのではないかと期待。梅雨明けが待ち遠しい。糸を染める準備をしながら、次はどんなきものが現れてくれるのか・・楽しみになる。思えば1年前、この蝶に出会い、名前を教えていただき、蝶を織りたいと思い、織った。織った。織った。今、箪笥の中に3枚寝ている。いつか、必ずや、着る日が来る。

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7月17日

仮仕立てをはじめる。鋏の音が小気味いい。「しゃきしゃき」という音と、手に受ける感触。「めまい」するほどの身震いがする・・・と思ったが、これは地震だった。ここさいたまもいつ大地震が起きても不思議は無いらしい。実際、怖い。では何をしているかと言うと、何も防災グッズは用意していない。棚のガラスにシールを張ろうと、2年ほど前に用意したがそれもそのまま、筒のまま。せめて、このくらいしておかないと。と、思った。猫の写真など撮っている暇に。そう、みっけを避難させる「みっけ袋」も作っておかないと。

今回織り上がったきものは経糸も緯糸も座繰り糸。感触がとてもいい。しばらくはこの糸を使っていたい。と、思うが、いつまで手に入れることが可能か・・絹糸の鮮度がどのようなものか、まとめて購入するのもいかがなものか、と。迷う所である。出来れば可能な限り地元産の絹糸を使いたいと願っている。

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7月16日

ツマグロヒョウモン現る。仮仕立て中に目を休めるために庭を眺め・・(無意識に目が行く)ひらひらと、飛んできてそのまま隣の庭に・・早速カメラを用意したが、その後は現れず・・。
確かにツマグロヒョウモンのメスであった。今年は黒アゲハの大きいのも良く見かける。トンボも、足長バチも、・・・かなり、色んなものが飛んでいる。


7月15日

『北海道限定のフライドポテト』仕事で北海道に出かけた知人のお土産。命名も良し!味も良し!
缶ビール一本でこの一袋がちょうど良い。よく考えられた一品と思う。

このところ、あちこち、体調悪く、ぼちぼち、と暮らしていたが、なんとか、元気が出てくるような気配。

織機も次の糸を掛けられるようにやっと整理して綺麗に整えた。座繰り糸も用意できている。染料も充分ある。次のきものを考えながら、明日こそ、織り上がった反物を仮仕立てに。

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7月6日

きものは織り終わり、湯のしも済み、あとは仮仕立てをする。
2週間ほど前、あと数日で終わる、と見えてきた時に思った事は、このまま何事もなく織り上がりまで無事に・・ということだった。思い返すとこうゆう思いは昨年辺りから、無事に・・・と思うようになっていたようだ。しかし、これはあくまでも漠然としたもので、1反を織り上げるのに最低でも3ヶ月、体調と気力を保たなければならないからである。縞を考え絣を施し、糸を揃え、というところから気持ちを整えていないとならない。合せて4ヶ月ほど。あれや、これや、の最も大変な事が最後におきた。友人の死。しかし、機織りをしてから仮通夜に。朝帰ってきて機を織り、そして葬式が済んだ翌々日、織り終わった。最後はまさに鎮魂の機織りであった。それから、だんだんに体が固まって、ここ数日前からは機織りは到底無理という状態に。仮仕立ても今は無理。機もそのままに・・

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7月5日

ここ1週間、時間が止まっていたような気がする。そして体も固まった。ぎっくり腰が・・再発


7月3日

ヴェルレーヌ

巷(ちまた)に雨の濺(そそ)ぐが如く、わが心にも雨が降る。如何なれば、
かかる悲みのわが心の中(うち)には進入(すすみい)りし。

永井荷風『ふらんす物語』明治42年
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こころのうちに泣く涙、
町に降り来る雨のごと、
しのぶおもひのたゆげにも、
など泣きわぶるわがこころ。

蒲原有明『常世鈔』大正11年
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都に雨の降るごとく
わが心にも涙ふる。
心の底ににじみいる
この侘しさは何ならむ。

鈴木信太郎『近代仏蘭西象徴詩抄』大正13年
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巷に雨の降る如く
われの心に涙ふる。
かくも心に滲みいる
この悲しみは何ならん?

堀口大学『月下の一群』大正14年
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都に雨の降るさまに
涙、雨降るわがこころ、
わが胸にかく沁みてゆく
この倦怠(けだるさ)は何ならむ。

矢野峰人『しるえつと』昭和8年
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ちまたに雨がふるように
ぼくの心になみだふる
なんだろう このものうさは
しとしとと心のうちにしのび入る

橋本一明『ヴェルレーヌ詩集』昭和41年
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わたしの心は涙する
町に小雨の降るやうに
何やるせなのこの想ひ
心の底に沁み入るか

...................................福永武彦訳...................................

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