.徒然2006年5月記



5月21日
この日は24節気の 「小満」 草木が茂って天地に満ち始める頃
海を愛した海の男が、海に帰った。彼を送るため集まった人たち。懐かしい顔がいくつもある。風は絶好のセーリング日和。彼の愛艇は仲間によって軽快に帆走。その時の風は、空からシャワーのように降り注いできたように感じた。彼を送るために集まった20艇ほどの舟に。そして海に。瞬間、海面が小さく波立ちきらきらと輝いた。その中を彼のメルジェスは、実に気持ち良さそうに、名残惜しそうに・・・ こんな気持ちになったのは私だけではなかったと思う。

この春にもうひとり、別れた人がいる。黒豆で染めた色を好んでくれた人。そんなに年の差はなかったが、いつも見守ってくれた。それを実感できる人だった。お正月に使って余った黒豆を私に託すように言われたと、娘さんが送ってくれて、久しぶりの染色は黒豆だった。

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