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上州座繰り糸はたおり記・2・



<染色・櫟のどんぐり>2004年2月


寒い日が続いていたが陽だまりに春が近いことを感じる。

久しぶりにカメラを持って外に出る。
たしかに春はもう来ている。・・らしい・・土の中には・・


空気はかなり冷たく、“どんぐり”のなべは湯気で白くなる。
これもまた久しぶりの染色で独特の自然の香りが楽しい。

外のダンボール箱で保存していたので中身はほとんど虫が食べきっているらしい。“からから”と軽い。


“どんぐり”は煮出した染液を漉すのに時間がかかる。
しかし、ここで手を抜くと染液が濁ったままになるので注意が必要。あわてない!あわてない!
何度煮出しても色素が出る。4回くらいまでは十分使える。
一緒にして糸を染める。


お湯に浸しておいた糸をゆっくりと染液に着けてゆく。
はじめの5分くらいは丁寧に繰りながら満遍なく染液の中に糸を潜らせていく。
ぐらぐらと煮沸させることはしない。糸も気持ちよさそうに見える。


乾くと色が薄くなる。
何度か染め重ねていく事にする。アルミ媒染、鉄媒染。

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