.....福木(ふくぎ).....

2001年9月

おとぎりそう科/フクギ属

樹皮を剥いで乾燥させて染材とする。
沖縄の石垣島の工房で分けて頂いたもの。すでに乾燥させてあったので保存が楽だった。



かなりはっきりした黄色が出た。1番液は濁りがあり2番液からを染料とした。

月日ははなり経っていたが良く染まった。



秋風にゆれてすばやく乾く。
アルミ媒染でレモン色。鉄媒染で茶系、緑かかった煤竹色に。




沖縄では防風林として、植えられている。かなり背が高い。20メートルくらいになるという。
通り沿いにびっしりと並んでいる。



花は5月頃に白い小さな花が咲くという。
雄雌異株。果実は食べられるのだろうか。

書物によると、樹の皮を剥ぐのは冬が適しているらしい。春には皮に水分が多くなり、色素が少ないそうだ。なるほど。

沖縄、台湾、フィリピンに生息。

幹材、緑葉の場合はアルカリ水で染液 を煮出す。(PH9)


灰汁、錫媒染で鮮やかな黄色。クロム、銅媒染で黄茶色。鉄媒染で海松茶色。鉄と灰汁の併用で昆布茶色。

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