2009年10月
学名 Nandina domestca Thunb.
日本中部より南部の暖地の山林中に自生するが、普通庭園に栽培するめぎ科の常緑低木。
幹材は黄色で古くから染色に用いられていたが、切ってすぐでないと染まらない。
錫媒染で黄色、クロム媒染で茶色を染める。.....山崎青樹著 草木染の事典より.....
お赤飯の飾りに南天の葉をあしらったり、長寿を祈願する箸を作ったり好まれる植物。
遊びでは雪兎の目に赤い実、耳には葉っぱ。
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今回使用したものはかなり乾燥したもの。切ってからかなり時が経過している。
しかし、南天で染めるのは初めて。これも出会いである。
鍋に入るサイズにのこぎりを使った。
採取してすぐでないと染まらないとあったので心配したがかなり色は出たと思う。
いつも思うことだが、これを捨てるのはもったいない。
住環境が許せば暖炉で燃やしたい。
そしてその灰をまた使いと思う。
今は草加のお煎餅屋さんの灰を頂戴している。
スカーフで色をみる。きれいな黄色だが写真に写らない。
切り取ってすぐの材で染めてみたいと思った。
無媒染の色。南天のそのままの色。
絹糸を染めていると着物の縞のデザインがおでこのあたりに浮かんでくる。
それをおでこから脳に移し胸に残し。。。
手が、足が、動いて、布になる。といい、が。
この糸は次のきものの縦糸になる。
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南天の幹材はかなり硬く、切りだすのはきっと大変な作業だったと思う。
使えるかしら・・と気に掛けて頂いたことに感謝の気持ちでいっぱいになる。